
滋賀県産業支援プラザが執行されている「中小企業の省エネ診断支援事業」令和2年度の募集が終了したようです。今期は8月段階で先着60件分に達した模様です。例年はもう少し長くかかるのですが、今年は状況が異なるようです。
この状況から予算追加も検討されているようですが、県補正予算の議会を経てのため確定ではありません。
今年度、ついに経済産業省のエネ合補助金におきまして「設備単位」で「LED照明設備」が補助対象外となりました。これは、LED照明器具の価格がかなり廉価になってきており、投資回収が補助金事業なしでも充分に5年程度を下回る社会情勢になってきていることが要因となっています。元来、補助金事業とは、(経年劣化ではなく)設備投資に関わる投資回収年が省エネ分だけでは5~10年以上かかるため、実行意欲をそぐ状況を少しでも改善させるために制度化されていると言えるため、まぁ、当然と言えば当然です。
そして、地方自治体の制度は、国の制度に倣っていくことが通常のため、滋賀県省エネ設備投資補助金でも LED照明設備 は、今年度が最後と捉えてられているのも当然の心理かと考えます。確かに、FL蛍光灯をLED照明設備へ更新するのは廉価と言えるのですが、、倉庫などの水銀灯をLED照明設備への更新する場合は、、まだ「安い!」とは言い辛いところがあります。(^_^;)
そこで、ご一報。弊社が所属している「一般社団法人エナジーセーブデザイン協会」では、経済産業省による令和2年度省エネルギー相談地域プラットフォーム構築事業の交付決定を受けることが出来ました。
滋賀県内の事業所様で、まだ設備投資補助事業のご検討されている場合は、県同様の「省エネ診断」を無料で受診することが可能ですので是非ご検討下さい。

ちなみにですが、前述の国の補助事業であるエネ合は「設備単位」では、LED照明器具が対象外になりましたが、「工場単位」ではまだ対象内です。エネルギー削減率を確定することが必要となるため、適切な診断情報が必須となります。
毎年、4~5月の一瞬で募集期間が終了するため、充分な検討時間が必要なります。そのため、来年度を見据えて省エネ診断の受診を希望される事業所様も多数をおられます。
まずは、弊社へご相談のご一報のほどをよろしくお願いします。<(_ _)>