ExpDesignlab (エクスピーデザインラボ)
  • ホーム
  • 会社案内
  • 事業紹介
    • 建築 ・ インテリア事業
    • 電気 ・ エネルギー事業
    • イラスト ・ グラフィック事業
  • 実績紹介
  • ブログ
  • お問い合わせ

建築の省エネ性能表示、不動産価値の格付けに不可欠

Posted on 2016年3月15日 by Kazuma Doi

BELSプレート20160122用V4

建築の省エネ性能表示、不動産価値の格付けに不可欠|日経アーキテクチュア

以下は、日経アーキテクチャからの抜粋参照です。


今年4月、建物の省エネ性能を同じモノサシで測ってランク付けする「省エネ性能表示制度」がスタートする。省エネ基準の適合義務化などを定める「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」は来年(2017年)4月に完全施行を予定しており、省エネ性能表示制度はそれに先立って一部施行されるものだ。

 省エネ性能表示制度は、建築物省エネ法36条に基づく(1)基準適合した建物向け、法7条に基づく(2)それ以上の省エネ性能を持つ建物向け、の2種類を用意する。いずれもエネルギー消費性能の計算方法は同じ。基準以上の省エネ性能を持つ建物向けの表示には、自己評価と第三者認証がある。第三者認証は、住宅性能評価・表示協会が運用する建築物省エネルギー性能表示制度「BELS(ベルス)」を想定している。

「GRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)の評価の一環として、省エネ性能表示制度は重視すべき」と主張する。

 GRESBはグローバルの投資家向けに企業のサスティナビリティを評価する指標で、環境への取り組みも評価対象になる。そのため、省エネ性能が既存ビルを含めた不動産の格付けに用いられている。「省エネラベリングの利用に関して日本は遅れており、2015年時点でGRESB評価対象の36%の利用にとどまっている。国際的には71%が利用している」

  横浜市建築局建築指導部建築環境課長の小笠原泉さんは、「行政の1番の役割は周知」と言う。横浜市では2000m2以上の特定建築物を対象にCASBEE(建築環境総合性能評価システム)による届け出を義務化するなど、環境性能の表示を積極的に推進してきた。公共建築を含めて1300件強が届け出をしており、そのうち600件を非住宅が占める。「評価の結果はホームページに掲載。セミナーも実施し、周知に努めている。新しい制度にも同様に取り組みたい」と小笠原さんは説明する。

 市場を盛り上げるために、吉田さんが提案するのは評価の読み替え。「BELS評価計算には1m2当たり100円程度のコストが掛かるので、1999年基準の建築物を読み替えなどによって、コストを掛けずに制度に組み込むことも必要だと考える」。

 この提言を受けて、国土交通省住宅局住宅生産課建築環境企画室長の石坂聡さんは、「1999年基準からの読み替えについては、ERR(設備の省エネ効率を基準値からの低減率で示す指標)などを対象に考えていきたい」と前向きな姿勢を示した。

 こうした議論を受けて田辺さんは、「省エネ性能表示の普及には、テナントの理解と認知が不可欠。注文住宅では建て主が省エネ・創エネを最重視するようになってきている。この制度をビジネスに上手に活用していくことで、テナントの意識も変わる可能性があるだろう」と締めくくった。


CASBEEやら、REEDやら、ほんどうにこの手の評価指標はたくさんあるんですが、いまいち、本当に使われてるんかい?と思う日々です。

もっと、不動産価値に直結する社会になると、本当に良いなぁーと思います。

個人で出来ることはありません。ただ、ただ、祈るのみです。

共有:

  • クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)
  • Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)
  • クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます)
  • クリックして印刷 (新しいウィンドウで開きます)

関連

Posted in エネルギー, 建築・インテリア事業 | Tags: BELS |
« 法制度・規制:原子力発電の新規制基準を疑問視、再稼働禁止の仮処分決定で
自然エネルギー:再生可能エネルギーの賦課金単価は2.25円に、増加ペースは弱まる »

Leave a comment コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Facebook

Facebook

人気の閲覧ページ

  • 会社案内
    会社案内
  • 自分(自社)にだけ都合良く捉えるのは、気をつけよう。
    自分(自社)にだけ都合良く捉えるのは、気をつけよう。

最近の投稿

  • 令和3年度 滋賀県省エネ診断支援事業 [追加募集]
  • 令和3年度 滋賀県 中小企業の省エネ診断支援事業の募集終了
  • 滋賀県 省エネ・再エネ等設備導入加速化補助金
  • 専門家募集(地域プラットフォーム構築事業)
  • 令和3年度 滋賀県 中小企業の省エネ診断支援事業の開始!

最近のコメント

  • 専門家募集(地域プラットフォーム構築事業) に Kazuma Doi より
  • 専門家募集(地域プラットフォーム構築事業) に 三室 はるみ より
  • 中山製茶 商品取材をしました。 に Kazuma Doi より
  • 中山製茶 商品取材をしました。 に たにおか れいこ より

アーカイブ

  • 2021年10月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2020年8月
  • 2020年6月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年4月
  • 2018年10月
  • 2018年7月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年2月
  • 2016年12月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年4月
  • 2016年3月

カテゴリー

  • イラスト・グラフィック事業
  • エネルギー
  • 建築・インテリア事業
  • 省エネ診断
  • 近況の活動
  • 連絡事項

カレンダー

2023年4月
月 火 水 木 金 土 日
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
« 10月    

Facebook

Facebook

LINK

  • ホーム
  • 会社案内
  • 事業紹介
    • 建築 ・ インテリア事業
    • 電気 ・ エネルギー事業
    • イラスト ・ グラフィック事業
  • 実績紹介
  • ブログ
  • お問い合わせ

最近の投稿

  • 令和3年度 滋賀県省エネ診断支援事業 [追加募集] 2021年10月11日
  • 令和3年度 滋賀県 中小企業の省エネ診断支援事業の募集終了 2021年7月25日
  • 滋賀県 省エネ・再エネ等設備導入加速化補助金 2021年7月6日
  • 専門家募集(地域プラットフォーム構築事業) 2021年7月4日
  • 令和3年度 滋賀県 中小企業の省エネ診断支援事業の開始! 2021年6月5日
  • 令和3年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業の開始! 2021年5月29日
  • 第Ⅱ期 中小企業デジタル化応援隊事業 2021年5月5日
  • 令和2年度、滋賀県省エネ診断支援事業について 2020年8月3日
  • 自分(自社)にだけ都合良く捉えるのは、気をつけよう。 2020年8月1日
  • エネルギー合理化専門員の研修がありました。2020年 2020年6月23日

Twitter

Tweets by ExpDesignlab

カテゴリー

  • エネルギー (26)
    • 省エネ診断 (12)
  • 建築・インテリア事業 (6)
  • 近況の活動 (21)
    • イラスト・グラフィック事業 (1)
  • 連絡事項 (2)

投稿カレンダー

2023年4月
月 火 水 木 金 土 日
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
« 10月    
copyright © ExpDesignlab All Rights Reserved