弊社代表は、一般社団法人エナジーセーブデザイン協会に所属しております。この度、滋賀県内のエネルギー政策を推進していける団体として活動する一環として「経営力向上セミナー」を開催致します。
「省エネルギー」をセミナーテーマの中心としていますが、「経営力向上セミナー」としているのには理由があります。
エネルギーや経費を削減することが省エネであるならば、企業経営においては「ディフエンス」。売上や利益の向上を図ることは「オフェンス」と言えないでしょうか?例えば、ディフエンスばかり強くても試合には勝てません。逆にオフェンスばかり強くても非常に不安定です。
弊社は、企業のオフェンスとディフエンスの両面をサポートできるように努めて参るためにも「経営力向上セミナー」という名称といたしました。7/30(火)13:30~より大津商工会議所にてご都合が合いましたらご参加のほどよろしくお願いします。
今回のご参加が不可でありましても、一般社団法人エナジーセーブデザイン協会は、「平成31年度 滋賀県地域エネルギー活動支援事業補助金」に採択されましたので、滋賀県内におきまして年間を通して合計4回セミナーを開催させて頂きますのでご検討の程よろしくお願いします。
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アイシングクッキーズタカコさんが開店されました。
これまた、先月のお話となりますが、大津市木下町で「アイシングクッキーズタカコ」さんの意匠設計施工をお手伝いさせて頂きました。ご自宅の店舗への改修工事でしたが少々大がかりな工事でございました。商品としましては「アイシングクッキー」を製造・販売されています。どうでしょうか。小さなお店ですが、モザイクタイルがかわいらしい店舗になりました。ご興味あられましたら、是非一度、来訪ください。
これからのご活躍、ご発展を見守りたいと思います。
「自転車処どてるし」の外装改修をお手伝いしました。
大津市南郷の洋菓子店
大津市南郷の洋菓子店、ケーキハウストップス様の内外装工事の設計施工を行いました。
春頃からの長期にわたる計画でした。
計画案も一転二転したりしましたが、お施主様共々の皆様のご協力のおかげで辿り着けました。
これからのご発展にご協力できたことに感謝しております。
是非とも、一度ご来店くださいませ〜。
最大1580ガル、短周期だった地震動
最大1580ガル、短周期だった地震動|日経コンストラクション
昨夜は、熊本で大きな地震がありました。
九州はあまり地震が起きない地域とされています。なぜならば、それは、建築基準法の地震力算定に使用される、地域地震係数Zが、本州よりも小さいからです。
本州よりも1割ほど建物の水平力強度は低くてOKなのです。
現在の静岡県の建築物からすれば、3割以上弱くてOKなのです。
福岡県、沖縄県はもっと低くてもOKです。(^_^;)
ま、それは常に問題視されていますが、ちょっと置いておくとして、地震の周期が発表されています。
最大加速度、1580ガル。
これは大きいでよー、さすが震度7を記録するだけありますわ。
阪神淡路大震災時の地震波を時刻歴応答計算時に使用する場合の告示波JMA神戸は合成成分900ガルほどでした、、。
ちなみに、東日本大震災は、最大方向で2000ガルほどいっていたような気がします。(^_^;)
そして、活断層型の特徴を色濃く示して、短周期です。
木造建築物のような低い建物は直撃を食らってしまう周期ですので、たくさん倒壊していると考えられます。
「地域地震係数Z」も、来年、再来年あたり、本格的に見直しが行われるかもしれませんね。
ふー、ついて行くのに大変です。
建築の省エネ性能表示、不動産価値の格付けに不可欠
建築の省エネ性能表示、不動産価値の格付けに不可欠|日経アーキテクチュア
以下は、日経アーキテクチャからの抜粋参照です。
今年4月、建物の省エネ性能を同じモノサシで測ってランク付けする「省エネ性能表示制度」がスタートする。省エネ基準の適合義務化などを定める「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」は来年(2017年)4月に完全施行を予定しており、省エネ性能表示制度はそれに先立って一部施行されるものだ。
省エネ性能表示制度は、建築物省エネ法36条に基づく(1)基準適合した建物向け、法7条に基づく(2)それ以上の省エネ性能を持つ建物向け、の2種類を用意する。いずれもエネルギー消費性能の計算方法は同じ。基準以上の省エネ性能を持つ建物向けの表示には、自己評価と第三者認証がある。第三者認証は、住宅性能評価・表示協会が運用する建築物省エネルギー性能表示制度「BELS(ベルス)」を想定している。
「GRESB(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)の評価の一環として、省エネ性能表示制度は重視すべき」と主張する。
GRESBはグローバルの投資家向けに企業のサスティナビリティを評価する指標で、環境への取り組みも評価対象になる。そのため、省エネ性能が既存ビルを含めた不動産の格付けに用いられている。「省エネラベリングの利用に関して日本は遅れており、2015年時点でGRESB評価対象の36%の利用にとどまっている。国際的には71%が利用している」
横浜市建築局建築指導部建築環境課長の小笠原泉さんは、「行政の1番の役割は周知」と言う。横浜市では2000m2以上の特定建築物を対象にCASBEE(建築環境総合性能評価システム)による届け出を義務化するなど、環境性能の表示を積極的に推進してきた。公共建築を含めて1300件強が届け出をしており、そのうち600件を非住宅が占める。「評価の結果はホームページに掲載。セミナーも実施し、周知に努めている。新しい制度にも同様に取り組みたい」と小笠原さんは説明する。
市場を盛り上げるために、吉田さんが提案するのは評価の読み替え。「BELS評価計算には1m2当たり100円程度のコストが掛かるので、1999年基準の建築物を読み替えなどによって、コストを掛けずに制度に組み込むことも必要だと考える」。
この提言を受けて、国土交通省住宅局住宅生産課建築環境企画室長の石坂聡さんは、「1999年基準からの読み替えについては、ERR(設備の省エネ効率を基準値からの低減率で示す指標)などを対象に考えていきたい」と前向きな姿勢を示した。
こうした議論を受けて田辺さんは、「省エネ性能表示の普及には、テナントの理解と認知が不可欠。注文住宅では建て主が省エネ・創エネを最重視するようになってきている。この制度をビジネスに上手に活用していくことで、テナントの意識も変わる可能性があるだろう」と締めくくった。
CASBEEやら、REEDやら、ほんどうにこの手の評価指標はたくさんあるんですが、いまいち、本当に使われてるんかい?と思う日々です。
もっと、不動産価値に直結する社会になると、本当に良いなぁーと思います。
個人で出来ることはありません。ただ、ただ、祈るのみです。