最大1580ガル、短周期だった地震動|日経コンストラクション
昨夜は、熊本で大きな地震がありました。
九州はあまり地震が起きない地域とされています。なぜならば、それは、建築基準法の地震力算定に使用される、地域地震係数Zが、本州よりも小さいからです。
本州よりも1割ほど建物の水平力強度は低くてOKなのです。
現在の静岡県の建築物からすれば、3割以上弱くてOKなのです。
福岡県、沖縄県はもっと低くてもOKです。(^_^;)
ま、それは常に問題視されていますが、ちょっと置いておくとして、地震の周期が発表されています。
最大加速度、1580ガル。
これは大きいでよー、さすが震度7を記録するだけありますわ。
阪神淡路大震災時の地震波を時刻歴応答計算時に使用する場合の告示波JMA神戸は合成成分900ガルほどでした、、。
ちなみに、東日本大震災は、最大方向で2000ガルほどいっていたような気がします。(^_^;)
そして、活断層型の特徴を色濃く示して、短周期です。
木造建築物のような低い建物は直撃を食らってしまう周期ですので、たくさん倒壊していると考えられます。
「地域地震係数Z」も、来年、再来年あたり、本格的に見直しが行われるかもしれませんね。
ふー、ついて行くのに大変です。